AED（自動体外式除細動器）とは

AED（自動体外式除細動器）は、心臓の心室が小刻みに震える心室細動に対し、心臓に電気ショックを与えることにより、正常な心臓の調律に戻す医療機器です。

誰でも使用できます

心室細動を起こした人を救うためには、救急車が到着するまでの救命処置がとても重要です。平成16年7月から、医療の資格を持たない一般の方でもAEDを使用して、除細動（心臓に電気ショックを与えて震えを取り除くこと）を行なうことができるようになりました。

心肺停止の疑いのある人を発見したら

倒れている人に意識がないときは、周囲の人々と協力しながら、次の行動をとることが大切です。

1. 119番通報し救急車を呼び、AEDを用意をします。
2. 気道の確保、呼吸の確認を行ないます。
3. 必要なら心肺蘇生法（人工呼吸、胸骨圧迫）を行います。
4. AEDを使用し、除細動を行ないます。（電気ショックによる除細動が必要かどうかは、AEDが自動で心電図を解析して判断します。）
5. 必要なら心肺蘇生法（人工呼吸、胸骨圧迫）を再開します。

普通救命講習を受講しましょう

あなたは、人が倒れていたときに、慌てないで的確な行動がとれますか？
AEDを用いた心肺蘇生法・異物除去法・止血法などの救命処置を習得するため、可茂消防事務組合等により、「普通救命講習」が開催されています。
尊い命を救うため、受講し万が一の事態に備えましょう。

富加町内のAED設置施設（平成30年6月11日現在）

岐阜県内設置箇所

岐阜県では、県民の安全・安心を確保するため、多くの県民の方の利用が見込まれる県有施設すべてにAED（自動体外式除細動器）を設置しました。

県有施設のAED設置について(外部リンク)