介護保険法の改正により、介護予防と日常生活の自立を支援する総合事業が創設されました。富加町では平成28年10月から総合事業を開始しています。
総合事業とは
総合事業とは、介護予防・生活支援サービス事業と一般介護予防事業から構成され、これまで要支援1・2の認定を受けて利用していた介護予防サービスの一部(訪問介護と通所介護)がこの事業に移行しています。また、高齢者の皆さんがいつまでも住み慣れた地域で生活ができるよう、ニーズに合った介護予防と生活支援サービスを提供することができます。
なお、現在介護保険の要支援1・2の認定を受けて介護保険サービスを利用されている方は、認定の有効期間中は継続して同じサービスが利用できます。
介護予防・生活支援サービス事業
対象
介護保険の要支援1・2の認定を受けた方、介護予防基本チェックリストに より、生活機能の低下が見られると判定された方。
サ ー ビ ス 名 | 内 容 |
---|---|
訪問型サービス(ホームヘルプ) | ホームヘルパーによる身体介護や掃除・洗濯などの生活援助 |
通所型サービス(デイサービス) | 通所介護事業所などでの食事・入浴の提供や日常動作訓練 |
介護予防ケアマネジメント | 心身や日常生活の状況に応じ、自立した生活を送ることができるよう、どのようなサービスをどのくらい利用するかを相談しながら、ケアプランを作成します。 |
一般介護予防事業
対象 65歳以上の方
サ ー ビ ス 名 | 内 容 |
---|---|
いきいきトレーニング | 65歳以上の方が、トレーニング機器を自由に使用します。事前に機器取り扱い講習会の受講が必要です。 |
パワリハ教室 (身体機能の低下などで特に 介護予防が必要な方向けの教室です。) | 65歳以上の方が、指導を受けながらトレーニング機器を使用します。事前に機器取り扱い講習会の受講が必要です。 |
お口の健康教室 | 65歳以上の方が、口腔機能や栄養(食事)に関する知識を学びます。 |
各教室の開催日時や参加申込み方法など詳細は、富加町地域包括支援センター(電話 54-2184)、もしくは富加町社会福祉協議会(電話 54-1312)へお問い合わせ下さい。事業開始後も、既存のサービスに加え、ボランティアなどによる多様なサービスを総合的に提供できるような仕組み作りも検討し、段階的に導入していきます。