毎年梅雨時になると、富加町内でクロバネキノコバエという小さな虫の発生が確認されています。
今年は6月下旬から、富加町内各所で発生しています。
クロバネキノコバエは年によっては、大量発生することがありますが、ヒトに対しては無害であると考えられています。
特徴
- 体長は約1~2mm 黒色、黒褐色。成虫の寿命は4日~10日です。
- 1世代は15日~20日前後で成虫に成ります。
- 湿気を多く含んだ腐葉土などに発生するとされています。
- 雨の後の湿度の高い日に多く発生します。
- 日の出頃から午前10時頃までに大量発生することが多いです。
- 梅雨時(6~7月)と9月が発生のピークと考えられています。
クロバネキノコバエ(方眼1マス=1mm)
対処法
- 大量発生する時間帯は(日の出~午前10時頃)は窓やドアなどは締め切る。
- 窓やドアのサッシ殺虫剤を噴霧する。サッシの隙間はガムテープで目張りする。
- 扇風機などを窓や壁の外側に向けて風を送り、屋外へ吹き飛ばす。
- 窓、サッシの前に水を入れたバケツ等を置くと、中に飛び込んで死滅する。
- 換気扇は出来るだけ止める。(室内が陰圧になると逆にドア等から吸い込まれる)
- 室内に進入した場合は、市販の殺虫剤で駆除し、掃除機で吸い取る。
この他に、皆さんのご家庭で実践し、効果のあった防除方法などの情報がありましたら、ご連絡ください。