あなたの空き家、放置していませんか?
「空家等対策の推進に関する特別措置法」において、空家等の所有者には、空家等を適切に管理する責務があることが定められています。
屋根や外壁が落下するなどして、他人をケガさせた場合は空家等所有者の責任となります。
下記のように、多額の損害賠償を請求される可能性があります。
早めの対処が効果的です
多数の相続人が存在、複雑な権利関係などにより、話し合いがうまくいかず、空家等の管理・処分について相続人同士で意志決定できない事や管理意識が希薄化してしまうことがあります。空き家になる前に、住まいの引き継ぎや誰が管理するかなどを話し合うことは、空家等放置の予防になります。
既に空家等になっている場合は、適正に管理をしつつ、活用の方法を検討してください。
空家等を管理せずに放置してしまうと、空家等が老朽化してしまい、危険な状態になる可能性があります。
賃貸や売却なども含めて検討し、空家等をどうしていくか早めに対処することが効果的です。
空家等の対処
まずは空家等を適正に管理してください。適正に管理することで、後の利活用・売却・解体がスムーズに進みます。
空家等にどう対処してよいかわからない、空家等についてお困りごとがある場合などは専門家にご相談ください。
1.空家等の管理
2.空家等の利活用
3.空家等の売却
4.空家等の解体
5.空家等の相談窓口
1.空家等の管理
定期的に管理する
毎月1回程度、家の周りや室内の点検をして、不具合を早期に確認し、修理しましょう。
また、大雨や台風の予報前後や、地震の後には必ず建物等の点検を行いましょう。
具体的な管理の例
ご近所に声をかける
空き家になることを、ご近所の方にも伝えておきましょう。自身の連絡先を伝えておくと緊急時に備えることもできます。近所の方にお声かけし、周辺の状況を確認しておくと、不法侵入・不法投棄等のリスク回避にも繋がります。
火災保険等に入る
空き家は、人が住んでいる家屋に比べて火災や風災、盗難などのリスクが高くなります。いつか売却したい、賃貸に出したいとお考えの方は、火災保険に加え、水災、盗難、水漏れなどに対応した保険への加入をおすすめします。
不審者の侵入を防ぐ
人を感知して点灯する照明器具(人感センサー付きライト)などの設置は、不審者の侵入防止に効果的です。塀やフェンス、生け垣など定期的な手入れで見通しを良くしたり、周りに足がかりになるようなものを置かないようにしましょう。
草木の繁茂を防ぐ
草木を手入れせずに放置すると、道路や他人の敷地に越境してしまうおそれがあります。
定期的な剪定をお願いします。
- 「富加町における空き家の対策に関する協定」締結先の紹介
富加町シルバー人材センター 電話:0574-55-1077
【内容】植栽の管理など一般作業
2.空家等の利活用
富加町空き家バンク
富加町内の利用可能な空き家を登録し、移住希望者や転入者などに紹介して、空き家の利活用を促す制度です。
空き家の利活用をしたい方もしくは、空き家の管理でお困りの方は登録をご検討ください。
空き家バンクは富加町移住・定住応援サイトをご覧ください。
空き家バンクに登録すると、空き家の改修・片付け補助金を利用できます。
詳細は下記リンクをご覧ください。
富加町空き家改修費支援補助金(上限30万円)
富加町空き家片付け補助金(上限10万円)
【問い合わせ】富加町役場総務課企画係 電話:0574-54-2111
建物の改修・耐震に関することなど
古い建物は耐震基準を満たしていないものがあります。
老朽化した建物の改修や耐震化を行い、建物を利用できるようにします。
- 「富加町における空き家の対策に関する協定」締結先の紹介
公益社団法人岐阜県建築士会 電話:058-215-9361
【内容】改修、耐震診断など建築に関すること
3.空家等の売却
空家等の売却について
売却については町が運用する空き家バンクの他、民間の不動産業者に相談します。
- 「富加町における空き家の対策に関する協定」締結先の紹介
株式会社アースリー不動産電話:0574-55-0262
井戸不動産電話:0574-54-2501
【内容】空家等の売買に関すること
売却でのお困りごと
相続が済んでいない、または隣地との境界がわからないなどのお困りごとは専門家にご相談ください。
- 「富加町における空き家の対策に関する協定」締結先の紹介
岐阜県司法書士会電話:058-246-1568
【内容】相続に関すること など
岐阜県土地家屋調査士会電話:058-245-0033
【内容】土地の境界に関すること など
4.空家等の解体
空き家を解体する
解体費用は空き家の広さなどによって大きく変わるため、解体工事業者から見積りをとってから解体します。
不良住宅空き家の除却補助金について
不良住宅の空き家の解体についての補助制度があります。
詳細は「空き家除却補助金制度」をご覧ください。
解体に関連する手続き
契約の解除
電気・ガス・水道などの契約を解除します。
水道の手続きは「水道の休止・再開栓・廃止・所有者等異動について」をご覧ください。
【問い合わせ】富加町役場建設課都市計画係 電話番号:0574-54-2115
登記の手続
空き家の解体をした場合は、建物の滅失登記をします。
未登記の建物の場合は町に解体の届出をします。
「建物を取り壊したとき」をご覧ください。
【問い合わせ】富加町役場住民課税務係 電話番号:0574-54-2182
- 「富加町における空き家の対策に関する協定」締結先の紹介
岐阜県土地家屋調査士会電話:058-245-0033
【内容】建物の滅失登記に関すること など
【参考】解体費用を気軽に試算できます。
AIによる富加町版 解体費用シミュレーター
空き家の解体工事の費用概算がわかります。
※離島、傾斜地、前面道路の高低差など重機搬入が困難な接道状況や、
べた基礎、茅葺き、火事やアスベスト除去が必要な物件などは解体費用が大幅に高くなります。
現地調査による正式な見積もり費用とは差異が発生します。
ご注意ください。本概算結果は解体費用を保証するものではありません。
新規ウィンドウで開きます。富加町版「AIによる解体費用シミュレーター」をご利用の方こちら(外部サイト)
※本シミュレーターはInternet Explorer(閲覧ソフト)非対応ですのでご注意ください。
株式会社クラッソーネが国土交通省の「空き家対策モデル事業」の採択を受けて実施しているものです。
新規ウィンドウで開きます。国土交通省「令和5年度空き家対策モデル事業」(外部サイト)
- 空き家所有者向け すまいの終活 解体工事オンライン無料セミナーについて
開催方法:オンライン形式
参加費:無料
開催日、内容については以下のリンクよりご確認いただけます。
空き家所有者向けセミナー一覧:https://www.crassone.jp/media/category/seminar(外部サイト)
- 株式会社クラッソーネについて
本社:愛知県名古屋市中村区名駅5丁目7番30号名駅東ビル4F
代表者:代表取締役CEO 川口 哲平
事業内容:全国約2,000社の解体工事会社を斡旋する無料サービス「クラッソーネ」を運営
経済産業省による、「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」で紹介。
新規ウィンドウで開きます。
・株式会社クラッソーネ(会社ホームページ)(外部サイト)
・解体工事の相談サービス「クラッソーネ」(外部サイト)
フリーダイアル 0120₋479₋033
・富加町の解体費用相場情報「クラッソーネ」(外部サイト)
・サービスご利用の流れ「クラッソーネ」(外部サイト)
注:空き家の解体を検討する際の参考として、事例紹介として掲載しております。
当該サービスの使用を推奨するものではありません。
5.空家等の相談窓口
空家等をどうしたらよいかわからない場合
空家等にどう対処してよいかわからない、空家等についてお困りごとがある場合など、相談窓口にご相談ください。
町の相談窓口
町では定期的に空き家相談会(無料)を開催しています。
【問い合わせ先】富加町役場建設課都市計画係 電話:0574-54-2115
その他の相談窓口
電話相談:058-253-5255
インターネット相談:https://gifu-akiya.net/contact/